山岳遭難の場合、死因トップは、体温の低下です。80%が恐怖心の対応、10%が道具。残りの10%が道具の使い方の知識といわれています。パニックにならないことが重要です。
|
まず行く前にどこに行くかを誰かに伝える
|
捜索隊をあてにするならどんなときでも行き先を伝えることが重要です。家族・捜索隊が貴方の遭難に気づかなければ、待っていても来ません。 |
避難場所を見つける
|
避難場所を作るようなことはしないほうがいい。汗をかいて体温をさげてしまう。作らずに身近なところを探して利用することを最優先する。雪山の場合だけ掘って洞窟にする。雪を掘るのは体力をそんなに消費しない。下に枝や葉を大量に覆う。谷を降りるようなことはしない。冷たい空気の溜り場になっている。 |
むやみに歩かない
|
捜索隊は貴方通った道をたどろうとしています。むやみに歩くことでより捜索を困難にしています。近辺で捜索隊が見つけやすい場所に移動するのみ |
合図を送る
|
昼にできるだけ合図を送る。
|
- もし救難信号発信装置を持っているなら使う。
- 火を3箇所に三角形の位置に焚く
- 鏡の効果を使って発信する。(スペースブランケットなど)
- ホイッスルを吹く
|
これらの合図はできるだけ高い場所から行う
|