アウトドア総合研究所

最近のキャンプについて

お節介かもしれませんが管理人から一言

最近のキャンプ場で見かける人の中で道具がなんでも揃っているキャンパーを見かける。「キャンプ好きなんだろうなー」となぜかこちらもうれしくなる反面、キャンプの楽しさが半減してるのではと感じることもある。

机、椅子、ランタンまでは分るがテレビを持ってくる人もいる。携帯のテレビゲームを持ってきている人もいる。家にいるときと何も変わっていないのではと感じることもある。それならコテージでも、旅館、ホテルでも同じような気がする。

キャンプとは、不自由を楽しむものだと思う。手間を楽しむものだと思う。
限られた道具で精一杯生活するのが、自然の中の人間だと管理人は常々思っている。

ボタン一つで明るくなる家を離れ、時間をかけて明るくする。夜は暗く、7時以降の行動に制限が出てくる。夜は非常に長いということが改めて知る。

別にそういう人を非難するわけでは決してないが、私自身、一度いいバンガローに泊まった事がありそこにはテレビ、冷蔵庫、電子ジャーなど、ありとあらゆるものが揃っていた。

なんか違うと私は思った。面白さの半減も実感した。快適すぎて思い出に残らないのです。人間辛いときのほうが記憶に残ります。

辛さを克服してこそ楽しさが倍増してきます。素人が裸一貫でキャンプ場に入るのは決して良い事とは思いません。しかし、困るからこそ楽しいのです。辛いからこそいい思い出になるのです。

1日2日のキャンプ場で何か足りなく命を落とすことはまずありません。車にいっぱいの荷物を幾つかおろしてみては如何でしょうか?今以上に自然を感じることが出来ると思います。








アウトドア総合研究所