アウトドア総合研究所

火災から身を守る



火災原因のトップは何かご存知でしょうか?答えは放火です。事故や自然災害でなく人による悪質な放火が火災原因のトップに来るとは思いませんでした。建物周辺に燃えやすいものを置かず、空室、車庫、物置にも施錠をしなくては火災防止をしたことにはならないのです。

日ごろからゴミは決められた日に捨て、家周辺を整理する必要があるのです。それはビル火災でも同じことが言えます。やはりごみが散乱しているビルは危険だと思ったほうがよい。

火災、放火を誘発させる可能性があるだけでなく、逃げ場が無くなることもあります。平成13年の歌舞伎町の雑居ビル火災から消防法が施行され安全なビルが増えたがまだ教訓が生かされていないビルも存在する。このような建物に近づかないように心がけるのが対策だが、それを実行することは難しい。危険という認識を持つか持たないかでいざというときに安全に動けるかどうか大きく分かれます。

また火災原因ではタバコ、てんぷら油からの火災が多いです。寝たばこも本当に危険です。酒に酔っての寝たばこは判断力の低下もあって気づいた時には手遅れという事態にもなりかねません。またてんぷら油を使用している時は絶対にその場から離れないようにし、離れる際は火を必ず止めます。

石油ストーブによる火災も注意が必要です。給油の際は火を必ず止め、ストーブ周辺に可燃物を近づけないようにすることが重要です。洗濯物など、ストーブの上で乾かしたりしていないですか?かなり危険なことをしていますよ・・・。最後に電気系統からの火災にも注意してもらいたいです。痛んだコードを使用したりタコ足配線は極力避けるようにします。

火災で一番怖いのは煙によるパニック一酸化中毒(毒ガス)です

それと地震での火災も大いに可能性があります。阪神大震災の時、早朝だったため火災被害は免れたと言われています。夕食時だったらと思うとゾッとします。しかしそれでも神戸市で50万uが焼失しています。

台所などの火気を扱うところから出なく、地震でむき出しになった電気配線のショート、電化製品が過熱して火災につながった例もあります。二次災害を防ぐためにも地震の際は火災原因になりそうなものは排除してから非難に向かうようにします。


火災対策グッツ
防災用品





アウトドア総合研究所